ここ最近、睡眠の途中で目が醒めることがある。
歳をとったせいか(-_-😉わからないが、以前よりも増えてきた。
専門用語で言うと「中途覚醒」
目が醒めて一番最初に感じる感情は、私の場合は大抵「不安」や「恐怖」
周囲が暗いこともあるけれど、なぜかいつも怖い。
「○○したらどうしよう」
「○○になったら、こわい」
など、頭の中の妄想が繰り広げられる。
心臓の鼓動も早くて、浅い呼吸をしているので、ますます不安が広がってくる感覚がある。
そんな不安に飲み込まれそうな時は、私を客観的に観察している、もう一人の自分を登場させる。
「不安に思っているのね」
「不安あるね、怖いよね」
「無理もないよ」
ひたすら、怖がっている自分に寄り添ってあげる。
すると、時計を見ていないのでわからないが、5分ほどすると、不安も少し程度を収まって、
浅かった呼吸も、深くなり、胸の中やお腹の中に大きな空洞が空いたようになる。
身体の上のほうにこみあげてきていた不安が、下のほうへ落ちて溶けていくような感覚。
ここまできたら、もう大丈夫。
そして、また眠りに落ちる。
こんな一連の流れを、数日前の中途覚醒をしたときに体験した。
目覚めた時の感情というのは、昼間の活動の中で感じないように抑圧していた感情が表れやすく、潜在意識の中にあるものが浮かびやすいと言われる。
昼間は平気で元気にやっているつもりでも、本当は不安を感じないように頑張っている自分に気づく。
感情は常に変化して一定ではない。
不安や恐怖に飲み込まれて一体化してしまうと、手も足も出なくなってしまうけれど、そんな時は体の感覚の変化に意識を向け、もう一人の自分を登場させてひたすら寄り添っている。
これが、私の不安や恐怖といったネガティブ感情の対処法。