減る、失う恐怖

何かが減る、失う恐怖は人間が生存していくために必要不可欠な感情で、半自動的に沸き上がってくるもの。

お金が減る、人が減る、失う、、このワードを聴くだけでも何か心が動く感じがするのではないだろうか。

昨今の世の中の流れ、変化からの影響を私も避けることができず、不本意ながらもここ数年携わってきた仕事が減るかもしれないという事実を受け止めきれずにいるところだ。

今まで得られていた収入が減るかもしれないという思いに、身体の奥から冷たいものが上がってくるような、、体感覚を伴う恐怖として感じている。

何かにしがみつきたい、いても立ってもいられない表現し難いものが押し寄せてくる。

じつは、減る、失うからといってすぐに命が脅かされると訳ではないこと、理屈や思考では理解しているのだが、心身が勝手に反応を起こしていることにも気づいている。だが、この勝手に反応する身体感覚が私にとっては何より辛い。。

人によって、思考優位の人や身体感覚優位の人など傾向とか気質があるが、私は身体感覚優位なのでこの感覚に思考が引っ張られる。

とはいえ、人生の経験値が自分自身が取り組んできた自己理解のためのカウンセリングや、心理療法を受けた経験が、こいった危機的状況で生かせるというもの事実。

以前より、はるかに影響を受けすぎていない自分がいて、新しい人生のステージの始まりか?とも捉えている。

実際に、今後どのような変化が起きてくるか様子を見ながら、次へのアクション(アクションしないというアクションも含めて)を検討していく時期に差し掛かっている。