涙の効用

最近、涙を流したことはありますか。

涙が出ること、泣くことに対してネガティブな感情を抱く人は多いかもしれません。

赤ちゃんは泣くことで、養育者にお腹がすいたことや、おむつが濡れて不快であるサインを出します。

そして、成長してからも子どもの頃は、思い通りにならないことがあると、泣くことが多い。

そんな時、親や先生から「泣かないで、○○しなさい」など、泣くことに対して否定的な反応をされて「泣くことはいけないことなんだ」と泣いてしまう自分を恥じたり、情けなく思うようになります。

特に、男性は「男は泣くな」といった価値観を、有言無言で押しつけられていることが多い。

ですが、泣いて涙を流すことは大人になっても、とても重要なことです。

涙には、まず副交感神経が働いているとき(リラックスしている)や何らかしら心が動いている時に、言葉にならない思いとして体が反応していて出してくるサインなんです。

それに、涙にはストレスがかかった時に出てくるコルチゾールというホルモンが入っていて、泣くことでストレス解消にもなる。

なので、涙はそのまま流しておく必要がある。

かくいう、私も昨日は久しぶりに、自分自身のワークを受けた時に大号泣しました。

どれだけ出るのだろうと思うくらい、出るわ出るわ、滝のような涙が(〃艸〃)

泣きすぎると頭痛がしてきたり、目が腫れたり、ぼーっとしたり辛いこともあるのですが、泣いたあとはスッキリし、なぜか顔がツルツルする。

自分を抑えていたダムの決壊が外れる感じがします。

この大号泣のワークについては、またブログに書こうと思いますが、私の中にはかなり大きな、もしかしたら代理感情(親の感情の肩代わり)も含む、大きな嘆きや悲しみがあるようです。

何度でも、何かキッカケがあると噴水のように湧き出てきます。

奇しくも、明日はゲシュタルト療法のももちゃんとポリヴェーガル理論の津田先生のコラボ講座があるので、そこで自分のワークを受けられたらいいなと思っています。

涙が出てきたら、そのまま流してあげること、止めようとしないでくださいね。