今の時代に文通ができる幸せ

人との連絡はLINEやメールが当たり前の時代。

手間暇かけず、簡単にできる良さもある。

でも、こんな便利な時代にあえて文通する良さがある。

手紙からは送り手からのたくさんのエネルギーが入っている

私には、数年前から数か月おきに文通をしているIさんという人がいる。

以前、同じ職場で働いていたことがあり、ご主人の転職に伴って遠くへ引っ越すことになったIさん。

以降、文通という形でやり取りをさせてもらっている。

いつも可愛い封筒・切手・便箋が使われている。

そして、手書きの文章。

Iさんは、とてもユーモアのあるチャーミングな人で、文章からもその魅力が溢れていて、いつもふっと笑いが込み上げてくる楽しい内容だ。

手紙が届いた日は、とても心がほっこりする。

たった、1通の手紙から送り手のエネルギーをたくさん受け取れる。

返事を書くのもまた楽しい

今度は手紙を送る側として、どんな封筒や便箋にするか選ぶ。

何を書こうか、切手は何を貼ろうか。

相手への思いを込めてしたためる。

そして、ポストへ投函。

手紙を送る側になるとわかるが、たった1通の手紙にたくさんの手間暇がかかっている。

だから、それが届いた相手に伝わる。

ここに、簡単なメールのやり取りとは違った醍醐味がある。

あえて、アナログに、そして手間暇をかけることができるのは、今の便利な時代にはとても贅沢なことなのかもしれない。