自己肯定感という言葉。
かなり広く一般的になってきた言葉。
自分を肯定する。
自己肯定感の本当の意味は、良い面だけを肯定することではなく、自分の中のすべてを良い面だけにするということでもなく、良い・悪いを含めた「すべての自分」をマルっとまるごと肯定することです。
とはいえ、自分が悪いと感じる面を「仕方ないよね」って肯定するのは、自己探求が進んだ人でないとじつは難しい。
かなり上級者レベル。
なので、まず初めは、自分の良いと思うところ、当たり前と思っているところから肯定していくといい。
私も、御多分にもれず自己肯定感低い人生を長年送ってきましたので、まずは良い面の肯定からスタートしました。
いくつか方法はあるけれど、いい方法だと実感した一つは
「自分のお気に入りの写真をPCのデスクトップにすること」
もちろん、自分の顔が映っている写真です。
どんだけナルシスト(〃艸〃)かと思われたかもしれませんが、これが意外と効果があった。
プロのカメラマン、はなさくフォトすたじおの山下信也さんに撮ってもらった写真。
何百枚の写真の中から、自分が気にいった写真を選んでPCのデスクトップにした。
パソコンを開くたびに、自分の顔が映っている写真が目に入る。
プロが撮影した写真なので、構図や光の具合はとても素敵。
「私、なかなかいいじゃない」
とパソコンを開くたびに心の中で呟く。
これを繰り返して数か月。
最初は恥ずかしかったけれど、人は不思議なもので、見慣れてくると、どんどん平気になる。
PCを開くたびに「私、なかなかいい」と思う。
これが、自己肯定感の土台作りにとても役に立った。
ポイントは、自分の理想に近い写真を選ぶこと。
もし、可能ならプロや心許せる人(好きな人)に撮ってもらう。
どんな人に撮ってもらうかで、表情は全然違うものになるから」。
好きな人や心許せる人には、チカラが抜けた柔らかい表情をするもの。
自然な表情をしている自分を見て、自分がほめる。
究極のナルシストが、自己肯定感を高める一歩になります。
【キャッチアップ画像は、プロフィール写真撮影風景】