本当の気持ちを伝える大切さ

いつの頃からか、私達は感じている気持ちを隠すことに慣れてしまう。

嫌われないように、傷つかないために、本当は辛さや苦しさを感じていても、反射的に大丈夫と答えてしまったりする。

多くの人と関わる社会で生きていくためには、誰に対しても本当の気持ちを伝えるのはたしかにリスクもあり、相手を見極める必要があるのは事実。

特に、ネガティブな感情、困っていたり辛いことを話すのは、相手に迷惑がかかると思う人もいるかもしれないが、じつはその逆で、話してもらえないと、どんな協力ができるか聞かされた側も困ってしまうのだ。

周りの人や環境に過剰適応しすぎて、どんなに辛くも苦しくても、明るく笑って大丈夫と言っている場合、少しでも安心できる人や場があるなら、ほんの少しでも本当の気持ちを伝えると、そこから光が当たり感じていた痛みが和らぐかもしれない。