調子にのっている時が本来の自分

「調子にのってはいけない」

親や先生からこう言われたことはないだろうか。

何か良いことがあって、一気にテンションが上がってウキウキする。

そんな時、本当は一緒になって喜んでほしいのに「調子にのってはいけない!」なんて怒られる。

私は母親から言われることが多かった。

調子にのってはいけないのは本当なのか

日本の場合、同調圧力が強く皆同じで平均的、目立たないことを良しとする風潮が今だに強い。

第二次世界大戦後生まれの私の親世代は、今よりももっと同調圧力が強い時代に生きていた。それゆえ、ちょっとでも目立って浮足立っている娘を見ると、つい諫めたくなるのはわからなくもない。

こうして諫めるのも理由があって、「調子にのって浮足立ってスキをみせたら人から狙われたり、ネタまれるかもしれない危険から守りたい」とか、「調子にのることを我慢しているのに、それをしている人が羨ましい」とか、その理由にもそれなりの訳がある。

こうした背景を踏まえて、調子にのるのは本当にいけないことなのかを考える.

調子にのっているときほど、その人らしいパワーが出ているとき

自分自身も、そして周囲の人も、良い感じで心がワクワク、ウキウキしているときというのはその人らしさが出ていて、キラキラしてみえる。

じつは調子にのるのは悪いことではなくて、その人本来の輝きをエネルギーが出ている時なのだ。

自信をもって調子にのろう!

調子にのってはいけないと、親や先生から強く言われてきた人ほど、じつは調子にのったほうがいい。

本当に良いのか違和感があるかもしれないが、それは「調子にのってはいけない」と言われた時の傷が残っているだけ。

その違和感は、地に足をつけるとか、謙虚さとしての適度な重みとして利用し、自信をもって調子にのることが本来の自分の在り方。