一番重いのは執着だった

今年の9月からスタートした在宅勤務メインの生活。

同時にはじめたのは、持ち物の断捨離。

捨てて、捨てて、捨てた結果、今が人生で一番荷物が少ない状態になった。

私は元々、好奇心旺盛なので、いろんなものに手を出したり、買ったりして楽しんできた。

それはそれでよい経験だったけれど、どこか胸の重苦しさも感じていた。

部屋の中にある荷物が、胸に詰まっているようなイメージ。

とにかく、スペースがなくて重かった。

断捨離した結果、捨てれば捨てるほど、胸の中も軽やかになった。

職場、荷物、そしてウィッグさえも手放した。

いったい、何が重かったのか、、それは「執着」だったと気づいた。

こうありたい、こうしなきゃ、あれもこれも必要。

こだわりが強いので、なにかと形あるもの、ないものが、どんどん心の中に堆積。

そして、それを手放さないように執着する気持ち。

これが、重さの原因だった。

執着とは、ひとつの物事にとらわれて、離れないこと。

絶対、逃がすものか!と握りしめているイメージ。

時には、必要なことかもしれないけれど、たくさんのことを握りしめていたら、それは重いしシンドイわ、、。

今さらながら、私の執着の強さにあきれる。

これからは、適度に握るときもあり、放すときもある。

それくらいの軽やかさでいたい。