身近な人から、お困りごとや悩みごとを聞かされたとき、どうしますか。
ついつい、「こうしたらいいよ」とアドバイスを言いたくなりませんか。
目の前の人が悩んでいる様子をみると、なぜかそれを解決したくなる気持ちが出てくる。
でも、その相手が困っているといいながらも「アドバイス」を求めているとは限らない。
相談してきた人に「確認する」
相談事を聞いていて、もし「何か協力してあげよう」と思ったら、その人に「何かしてほしいことあるか、アドバイスが欲しいか」など確認してみるといい。
確認もしていないのに、安易にアドバイスをしてしまうと時に、それはその人を傷つけることにもなる。
本当はカレーライスが食べたいのに、ラーメンが食べたいよねといって、臨んでもいない食事を提供するくらいの的外れになることがあるのだ。
大抵の人は気持ちを聞いてほしいだけ
大抵の人は自分の悩みを話したいだけだったり、聞いて欲しいだけのことが多い。
なので、聞いてあげるだけでも十分なサポートになっている。
聞いてあげるだけでいいのか、それでは不十分ではないかと思うかもしれないが、ただ聞いてくれる人の存在は本当に貴重だったりする。
もちろん、自分が人に相談するときも、あらかじめ自分のニーズ「アドバイスが欲しいのか、聞いてほしいだけなのか」を相手に伝えておくと、コミュニケーションもスムーズになる。
安易なアドバイスにはご注意を。