楽になれる方法を選択する

どうしたらいいか迷うとき。

どの方法が一番楽になれるか、気分が良くなるかを基準に選ぶ方法がある。

努力や根性を良しとする価値観だと、つい「耐え忍ぶ方法」を選択してしまいがち。

耐え忍ぶことが悪いのではなくて、自らが意識的に選択していることならこれもいい。

だけど、辛くて苦しいのに、なぜか「耐え忍ぶ、苦しい方法」を無意識に選んでいるなら、少し見直してみるといい。

相談業務をしていると、辛く、苦しいことを悩んでいるのに、楽になれる方法を選択しない人が多くいる。

まるで、楽になるのが悪いことのように感じていて、「辛いことを楽にできない自分が悪い」という価値観に縛られる。

例えるならこんな話。

自ら重い荷物を背負って、「重い、重い」といって苦しんでいて、楽になりたいと思っている。

そこから解放されるためには、その重い荷物を降ろすことで楽になれる。

なのに、重い荷物を背負って「この荷物を軽いと言えない私が悪い」と言っているようなもの。

いやいや、その荷物、誰か持っても重いと思うよ、、、。

とツッコミを入れたくなる。

こうした話は自分1人では気づけなくて、第三者の立場で客観的に聞いてもらうと、いとも簡単に解ける答えだったりする。

辛い、苦しいと感じている人は、自ら重い荷物を背負っていないか、今一度確認してみよう。