乳がん闘病記27

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入院していた時、一番嫌だったこと。

それは、退院間際に遺伝カウンセリングを受けたこと。

私が希望したわけではなく、自動的に呼ばれて😢何をするかわからず担当者と面談。

「渡邉さんは若くして乳がんになっているので、遺伝性の可能性があります。ご家族の病歴は?乳がんになったのなら卵巣がん子宮がんにもなる確率は高くなるので、がん検診を受けてください」etc。

一方的に話されて、聞かれた質問に私は答えました。

私はようやく手術が終わってホっとしていて、これから何らかの抗がん剤治療に不安を感じていました。

なのに、婦人科がんにも注意、家族にもがんがいるから、危険性がどうこう、、と今聞かなければいけないのか。

こちらの心理状態を配慮してくれていない感覚でした。

面談後に、ふつふつと怒りが沸いてきて、渡されたアンケート用紙に「今の段階で聞きたい話ではなかった」と意見を書きました。

その後、看護師長さんが「たしかに今の段階で聞くお話しとしては配慮が足りていなくて申し訳ありませんでした」と謝罪してくれました。

こうした面談をすることの重要性は理解できましたが、タイミングを見計らってもらうか、私にこの話をするなら、いつがいいか確認して欲しかった。

術後5年間、この病院にお世話になっていて、他には嫌な経験をしたことはなく、さすが「がんセンター」という感じで対応は余良かった。

振り返ると、当時は通常よりもナーバスになっていたのもある。

それゆえの過剰な反応だったかもしれない。

ですが、ナーバスになっている時にたくさんのリスクを聞かされるのはいかがなものか。。

もちろん、早めに話を聞いておきたい人もいると思います。

人によって捉え方は違うんだろうな。

私は怖がりなので、リスクとか怖い話を聞く時は心の準備が欲しい。

次回へつづく、、、