乳がん闘病記6

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検査結果を聞き

自宅に帰って、何も言わず夫と抱き合って泣きました。  

結婚6年目でしたが、夫が泣いたのを初めてみました。

こんな時、お互いに言葉は出てこないものです。

そして、この瞬間ほど、自分以外の人と一緒の世界にいると感じたときはありません。

泣くだけ泣いてしまうと少し落ち着いてきて「とりあえず、がんセンター受診してからだね。そうだ!猫を飼いたいって言ってたよね。ペットショップに猫を見に行こう」夫が言いました。 

 私を励まそうとしてくれてるのが、ヒシヒシ伝わりました。

その言葉を聞いて、私も少し落ち着きを取り戻し、

「神様は乗り越えられない試練はお与えにならない」

私は特定の信仰はないのですが、ふっとこんな言葉が頭に浮かびました。

自分の危機的状況に、こういった言葉が助けになることがあります。

そうだ、そうだよね、なんとかなるよね。

一気に感情の底に行き、またそこから浮上するチカラを感じつつ、夫と蕎麦を食べに行き、そこからペットショップへ猫ちゃん

を見に行きました。

次回へつづく、、、