私が意識的に使わないようにしている言葉、それは「頑張る」
生きづらいと感じる人達の話を聴いていると、その根底にあるのは
「自己否定」と「頑張り」
自分自身を否定しているから、そんな自分ではいけないと「頑張る」
頑張るという言葉を調べたら
「頑」はかたくなに
「張」は肩ひじを張る
頑なに、肩ひじを張って何かをする。
う~ん、これで上手くいくのかどうか、、怪しい。
私も、この「頑張りの呪縛」のようなものがあるので、ついつい肩に力が入ってしまう。
頑張っている人が偉いし、凄い。
周りからも称賛される「あの人は頑張っているな」と評価の対象になってきた。
人から評価を得たいと思うのも、自己否定しているから。
ただ、身体に力を入れて身を硬くして生きることは長続きするのだろうか、
それは難しい。
力を入れて硬いのだから、衝撃が加わったら壊れてしまう。
ギシギシの身体で生き続けることを想像したら、それだけで具合が悪くなってきた。
じゃあ、どうすればいいか。
一本芯は通っているけれど、チカラを抜いてリラックス。
衝撃が加わっても、それを受け流し、また立ち上がれる柔軟さ。
自分自身を受け入れている自己受容という一本芯を持ちつつも、それ以外は状況に合わせて変化し適応する自由度を持つ。
猫のようにしなやかで、植物のように風吹かれても地に根を張って持ちこたえるチカラ。
ここに至るまでは、たくさんの人生経験も必要だし、年月もかかる。
それでも、少しずつこの境地に至るために、まず「頑張る」ことを見直す。
頑張っていると思ったら、大きく息を吐いて、肩のチカラを緩める。
そして、頑張るの代わりに、今を「楽しむ」に置き換えてみよう。