職場の人間関係が苦しいときは、一人で悩まずにカウンセラーに軽い相談から始めると楽になる

職場の人間関係のメッセージ

職場の人間関係からは、自分のことを多く学べる。それゆえ、しんどい。しんどいけど、学びも大きい。

一人で悩まずにカウンセラーに軽い相談から始めると楽になり、自分に何が起こっているかを見つめて、できることをしても、どうしても職場が合わない。もしくは、違う職場に行きたいと思ったとき、それが本当の転職のタイミングです。

なんで自分はこの人が苦手なんだろうと捉えてみる

公認心理士・産業保健師で13年、職場のメンタル不調者さんのケアをして見えてきたのが、上のことです。

人の悩みは、今も昔も「人間関係」

世の中には、様々な人や会社がある。

ブラック企業や悪質な人もいる。

そういった場や人からは、逃れることが大切。

ただ、「なんとなく苦手」とか「嫌い」だけで辞めてしまうと、次の職場でも同じことを繰り返してまた辞める、、という結末になることもある。

職場の人間関係で苦手とか、嫌いがあった場合、自分に何が起きているのかを探るといい。

相手の人間が悪い人のせいにする前に、なんで自分はこの人が苦手なんだろうと捉えてみる。

大概、幼い子どもの頃に経験した親との関係を投影していることが多い。

投影とは、相手の姿に自分の中の重要他者(親)を見ていること。

(投影については、こちらを見てくださいね 内部リンクを紹介する )

投影の仕組みで、職場でも親との関係を再現しています

子どもにとって権威者は親であって、職場の上司の姿に親と捉える。

親に接してきたように、上司に接する。

それもある時までは有効に働くかもしれない。

だけど、親と上司はそもそも違う人。

それゆえ、自分自身が上司に誰を投影しているか気づけないとずっと同じことを繰り返して生きづらくなる。

しんどいが、職場の人間関係からの学びがある

職場の人間関係からは、自分のことを多く学べる。

それゆえ、しんどい。しんどいからこそ、学びも大きい。

過去のブログにも、嫌いな上司との関係をみつめることで、私がしたいことが明らかになった。

どんな人も、自分に必要だから目の前に表れてきて、そこから学ぶことができる。

自分に何が起こっているかを見つめて、できることをしても、どうしても職場が合わないとき、違う場所に行きたいと思えたとき、それが本当の転職するべき時かもしれない。

職場で苦しい時は、軽い相談をカウンセラーに

とはいえ、職場で苦しい時は、自分一人では解決や親のことまで考えるのかと、よくわからなかったり、びっくりしたかも、しれせまん。

そんな時は、まずは、職場の産業カウンセラーさんに、相談をするのをお勧めします。いやいや、そんな軽い相談なんて、カウンセラーさんに話すなんて、と思われるかも知れませんが、逆に、私たちカウンセラー側としては、軽い相談からスタートできるのが、職場の苦しさ問題には良いんです。

思うことがあれば、軽い相談から始めるのが、良い結果になることをお伝えしたいです。