充分に怠さと面倒くさいを味わう

ここ最近、身体の怠さや気分がやや下向き。

なんとなく調子が悪い。

そんな時にやりがちなのは、自分を責めたり、なんとか調子をあげようとあれこれ考え余計に悪循環ループにはまること。

どんなに心理学を学んでも、カウンセリングやセラピーを受けても気分の波は必ず起こる。

そもそも生き物なので、一定の気分を保ち続けるのは不可能。

落ち込んで不快を味わっている今、私は日頃クライアントに話す言葉を自ら実践している。

それは、しっかりだるさや、怠けて、面倒くささを感じること。

自らに否定的な言葉もかけない。

一日中寝たり、思いのまま食べたり、ダラダラゴロゴロする、気の済むまで。

面倒だと思うことはしない。

身体の自然反応には抗わない。

そのうち、何かが起こったり、キッカケがあったり、ある朝ふっと心が軽くなっていたりして、調子の良い私に戻る。

長期間、病気が改善しない人は、ずーっと改善しないことに意識を向けて、どうしようどうしようと自然な反応に抗おうとし続けている人が多い。

抗うだけ、そこにエネルギーを使うので更に体力を消耗品し悪化する。

自然には抗わない。

冬なのに、無理やり夏にしようとしない。

しっかり、身体の季節を味わおう。