繊細な感覚

私は自己診断ではあるが、最近話題の繊細さん(HSP)だと思う。もちろん、繊細だけではなく「ガサツ」な部分もあるが、周囲の環境や人次第で自分のパフォーマンスが左右されてしまうのは事実だ。

以前は、この繊細さを否定して、自分はなんて弱い人間なんだろうと自分を責めていた。

何にも動じない、感じない強い人に憧れていた。

特に、自分が苦手と感じる人と接した後の疲労感は半端なく、翌日まで寝込むほどだった。

「これは何かあるぞ」と自分の異変に気づき、セッションを受けたり、心の学びをする動機にもなった。

心の学びをした結果、何にも動じない人になったのではなくて、むしろ、より繊細になった(笑)

これには驚いた。

無理なものは無理。嫌なものは嫌。好きは好き。という感覚。

自分の感覚を、より丁寧に味わうようになったのだ。

でも、以前と違うのは、自分が弱いと思っていた感覚に対して「信頼感」が強くなったこと。

私が感じているのは、私にとっては真実。本物だと信じている感じ。

それがよく言う、「自分軸」にも繋がるのだろう。

自信を持って、「私は○○と感じる」と言えるようになったのだ。

そして、より私自身が快適に感じられる環境や仕事を、自ら積極的に選択していくことができるようになっていった。

繊細な感覚は、自分の生き方を導いてくれるもの。

なので、自分は繊細さんで自分を責めている人がいたら、少しでも思い直して欲しい。

この感覚は自分にとって大事なものであることを。