乳がん闘病記24

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手術室から病室へ移動。

しばらくして水を飲んでもいいと言われ、水を飲んだり、発熱してきたので「冷えピタ」を頭にはったり、手に握ったり。

子宮筋腫の手術をしたときに、術後の発熱や腰痛がつらかった経験を活かし、冷えピタや湿布を事前に用意しておいた。

開腹手術をした時よりは、痛みや全身の疲労度は少なかった。

夕方にはベッドに座れるようになり「今日の猫村さん」の漫画を読など余裕で過ごしていたら、、スーっと血の気が引いてきた。

クラクラしてきて、看護師さんを慌てさせた。

どうやら、私は漏斗胸(胸郭が内側にへっこんでいる)のため、十分に圧迫止血できていなかったようで、ドレーン(体の中に出てくる浸出液を外に出す管)の出血量も多くなっていた。

担当医も見にきてくれて、「出血が止まらないと再手術することになるので、頑張って体を起こして、包帯巻き直しましょう」と言われ「再手術なんて絶対いやだ😭」と必死に体を起こして包帯を巻きなおしてもらった。

「今日は宿直だから、何かあったら見にきますね」と担当医が言ってくれた言葉が嬉しかった。

子宮筋腫の手術をしたときは、麻酔から醒めても担当医の姿もなく病室にもほとんんど来なかった記憶がある。

それに比べると、手術前から担当医が度々様子を見に来てくれたのは本当に心強かった。

まあ、良性腫瘍か悪性腫瘍かの違いがあるからかもしれませんが。

次回へつづく、、、