メンタルブロックそのものが悪いのではなくて、ブロックがあることに気づき、時と場合に応じて自分で使い分けられるようにできることを目指します。
何かしようとすると、心の中でブレーキをかけてくるのがメンタルブロックですが、ブレーキをかけてくるのも意味があるからなのです。
メンタルブロックは大抵、養育者の言葉
私の場合は母親からよく言われていた言葉がメンタルブロックとして心の中にあります。
「調子に乗ってはいけない」
「気を付けないといけない」
「わがままはいけない」
「人の言うことは聞くべき」
などなど、挙げだしたらキリがないほどです。
ほとんどが「禁止事項」です。
このメンタルブロックの言葉にいつも耳を傾けて従っていたらどうなるでしょうか。
何かしようという気にならないし、どんどん自分が閉ざされて小さくなっていくような閉塞感を味わうことになるでしょう。
禁止事項は、本当は愛だった
「○○してはいけない」
「○○はダメ」
こうしたメンタルブロックの禁止事項は、これ以上危険な目に遭わせないための愛情のこもった言葉でもあります。
根底には自らを守るための愛があることに気づけると、メンタルブロックそのものを否定しなくてもよくなります。
ただ、あることに気づき、どうするかは自分で選択する
大抵、今までやったことがない、新しいことをしようとすると出てくるのがメンタルブロック。
まだやったことがない危険から、あなたを守ろうとしているのです。
そんなメンタルブロックに「ありがとう私を守ってくれているのね」と声をかけ、メンタルブロックの声に従うか、それとも違う選択をするか。
人生の選択権を自分自身に戻していきましょう。