私は生きていていいのか。
人と比べて私は生きている価値はない。
誰しも一度はこうした思いになったことがあるはず。
思考、言語を持ち合わせる人間だからこそ、生きていていいのかという哲学的な問いをすることができる。
人によって、この問いの答えは様々だろうけれど、先日のホットラインのカウンセリングでクライアントからの「私は生きていていいのか」の問いに私が返答したのは
「今を生きているからこそ、生きていていい」
今、この瞬間、呼吸をして、命があるのは、生きていていい存在だからこそ。
自然の存在から、生きていいことを許されているから生きている。
クライアントから問われた瞬間、この答えが私の中に湧き上がってきた。
頭の中にたくさんの考えが絡み合って苦しくなるときほど、答えをシンプルにする。