何かを決めるとき、自分の身の振り方を決めるとき。
どれが正解なのかを考えると、なかなか答えを出せないし苦しくなる。
そもそも正解って、何なのか。
私にとっての正解とは
「失敗しないこと、自分が傷つかないこと、痛い目に遭わないこと、周りの人が同意してくれるもの」
だったりする。
そして、これらの思いの根底には、「恐れ」がある。
自分で書いていて、どれだけ恐れや不安が強いかに驚いてしまう。
頭では、やってみないとわからないよね、なんて軽く言えるけれども、心の奥底では「怖い、怖い」と思っている。
以前よりも、この「恐れ」に巻き込まれることは少なくなったけれど、消えるものではないので、何か新しいことをしようとする時は、必ず頭を出してくる。
カウンセリングをしていると、何が正解かがわからないという話が出てくる。
先に転職先を決めてから、仕事を辞めるのが正解なのか。
離婚するのが正解か。
こういった話をカウンセラーとして聞いていると
「その人が本当に何を求めているか」次第で答えは違うと気づく。
自分が真に求めているものが何か気づけば、おのずとその人にとっての正解は見えてくる。