ジャンケンに勝つ

私はジャンケンにトラウマがあった。

幼稚園の時。

同じクラスの女の子2人が、休み時間になると私を鬼ごっこに誘った。

ジャンケンに勝った人がお姫様、負けた人が鬼になって、鬼がお姫様を追いかける遊び。

ジャンケンをするけど、私が負けるまでジャンケンを続けられるので、ジャンケンの意味がない(^_^;)

ある意味、いじめを受けていたとも言えるけど、当時の私は「なんでこんなことに付き合わされてるんだ」と呆れた気分で渋々付き合っていた。

それ以降、私はジャンケンに勝てない。

そもそも人に勝てない。

そう思いこんで数十年。。。

ここ数年で心の学びをするようになり、ジャンケンをする機会が増えた。

グループ内でワークを受けたい人が立候補して、何人かいた場合はジャンケンで決めるのだ。

今日は絶対受ける!

と強く思っている時は大抵勝つ。

どっちでもいいかなーそんな迷いがある時は負ける。

たかがジャンケンで、勝つ確率も三分の一。

大したことではないけれど、意気込みというか勢いというか。

何かのチカラがジャンケンに働くようだ。

それも、自分の意志を尊重できるようになってからの変化。

どれだけ自分を信じてあげられるか。

ジャンケンに勝てるようになってから、私に起きた変化に私自身が驚いている。