人生に変化を起こす

今日、13年間勤めたクリニックを退職した。

ちょうど13年前は、結婚したタイミングでもあり、引っ越しして結婚生活をスタートした年でもあった。

新しい仕事と生活を同時にスタート、我ながらよくやってきたなと思う。

未経験で始めた産業保健師の仕事。たくさんの経験を積ませてもらった。乳がんで休職した時も復職した時も、たくさん配慮してもらった。

それゆえ、なかなか辞める決断が出来なかった。

仕事をはじめて5年以上経ったころ、なんだか飽きた感覚がで始めた。その感覚を「やっと慣れたし、この職場にいれば安心だ」と無かったことにしていたら、乳がんになった。

それから自己探求をはじめ、、やっぱり次のステージに行く時が来ていると感じ、転職活動をはじめたのが3年前。

履歴書をまとめて、派遣会社や紹介会社にエントリーして可能性を探った。

何社かエントリーしても採用面接までにはいたらなかった。落とされる経験を何度かして、諦めかけた時、知人から声をかけてもらい、SNSカウンセラーの仕事を並行してスタートさせた。

そこから私の可能性が広がり、クリニックの仕事を辞めても大丈夫!と腹落ちし決断するに至った。

他にも決断するには、大きな違う要因があったのだが、それは別記事に書くとして、、、

長年、やってきたことを辞めるには、やはり時間が必要であること。採用にエントリーしても落とされたが、その時にまとめた履歴書が役に立ったこと。

やはり、自分の中に「辞める」という意図を立てて、できる範囲で行動していけば、その方向に道は開けるのだ。

いきなり山の頂上に登ろうとせず、まずは山登りの下調べ、準備、そして一歩一歩登る。

すると、頂上に登った時、見える景色は、登る前に想像していた景色とは違う景色か見れるかもしれません。