昨日のコンテンポラリーダンスのレッスンで、ブラインドウォークのワークを体験。
2人一組になって、お互いに手を重ね合わせ、1人は目を瞑り、もう一人が目を瞑っている人をリードしながら空間を歩きまわる。
2人で行うコンタクトダンスの練習のひとつだそうで、お互いを信頼するレッスンでもある。
はじめは、真っ暗な空間を歩く不安、そして相手を不信に思う気持ちが体の反応にも出てきて足の進み具合が悪かった。
しかも、空間のどこに自分がいるのか、まったくわからない恐怖感もあった。
だが、時間が経つにつれて、相手への信頼度が増してくると暗闇の中をスイスイと、スケートを滑っているように、あちらからこちらへ自分をナビゲートされる感覚が心地よくなってきた。
まるで、無限の空間をスルスル~っと滑っているような面白さ。
永遠に歩いていられるような楽しさ。
宇宙空間を歩く感覚。
伊藤直子先生は、「コンタクトダンスは、自分が自立しながらも、相手に委ね、お互いのバランスを調和させていくの」と説明してくれた。
無限の空間も、自分の足で立ちながらも、相手のリードに身を委ねる。
相互信頼と相互依存。
人間関係やパートナーシップも同様。
自らが自立していないと、相手とのコンタクトから生まれる新しい動きを楽しんだり、創造したり、発展させることはできない。
心の学びで知った言葉を体感として味わえたワークだった。