今日は久しぶりに茶道のお稽古に着物を着て行った。
茶道を習い始めたのが約10年前。茶道の所作は着物をきていることが前提。それもあり、次第に着物も着れるようになりたいと着付けもはじめた。
最初は、道具を揃えて、着付け本を読みながら四苦八苦しながらスタート。
着付け講座にも数回通い、様々な本や動画で調べ、茶道のお稽古以外にも、様々な機会に着ていた。
最初は自分の着姿が気になり、何度も確認したり、ソワソワすることもあった。
それも、何年も経つうちに、その気負いもどんどん減って、着付けにかかる時間も短くなっていった。
去年は試験勉強、講座受講で忙しく気持ちを着なかった。
そして今日、かなり久しぶりに着物を着た。
最初は着付けができるか、不安があったが着始めると体が自然と動く。
身につけるとは、身体の動きに落とし込むこと。
無意識、非宣言的記憶に落とし込む。
そのためには、何度も何度も繰り返すこと。
それしかない。
数回では難しい。めげても、上手くいかなくても何度も繰り返す。
こんなに繰り返すことができたのは、着物を着た自分の着姿を見るのが嬉しかったから。
見たい、なりたい姿があるなら、そこに向かって何度も反復。
とても基本的だが、1番大切なことだと気づいた今日の朝。