良い悪いの二元論を超える

社会や家族、人間関係で起こる出来事を解釈するとき、なぜか「良いか悪いか」の判断が加わる。

なぜなら、人の思考は基本的に二元論で、良いか悪いか、0か1かしかないから。

ただ、現実には二元論では対処しきれないことばかり起きる。

どちらかに決められない、またはどちらかで解釈したゆえに葛藤や苦しさが生まれる。

出来事、反応は「ただ起こっているだけ」

人からキツい言葉で指摘されて、自分のなかに苦しさが生まれたとする。

それは、ただ苦しさが起きただけ。

傷つく反応が自分の中に起きただけ。

傷ついた自分が悪いのでもなく、相手が悪いのでもない。

たた、人とのやりとりで反応が起きただけのこと。

その反応に自分がどう対処したいか、それを自分で決めるだけ。

この感覚がつかめたら、主体的な自分の人生を生きられる。