私は小学生の頃から、爪噛みや指先の皮膚をむしることがやめられなかった。
程度の差はあれ、40歳ごろまで続いていた。
精神医学的な用語で言うと、強迫性障害の皮膚むしり症とか、自己刺激行動といわれるもの。
私はこれをずっと病気とは思わず、「悪い癖」だと思ってきた。
詳しいことは、また別のブログ記事で書こうと思う。
長年、やめたくてもやめられなかったこの癖を、やめることができた方法のひとつは
「神様の約束」
5年ほど前から、毎月1回「東京大神宮」にお詣りしていた。
その頃、この皮膚むしり症を治そうと心療内科に受診していたこともあり、願掛けの意味を込めて、「縁結び、星守り」というお守りをお正月に買った。
このお守りは編紐のブレスレッドになっているもので、つねに右腕につけていた。
手首のあたりは、否が応でも目に入ってくる場所。
見るたびに東京大神宮の存在と、願掛けしたこと思い出す。
1日の中で何度もこの思いが意識に上がってくることで、1年もたたないうちに
皮膚むしりをやめることができた。
このお守り以外の要因も手伝っていたけれど、振り返るとお守り効果は大きかった。
ポイントは、いつも目につくところにあったこと。
私は視覚優位なので、目に入ってくるものに影響を受けやすい。
それゆえ、ブレスレッドのお守りに効果があった。
当時、なぜこのお守りを選んだのか詳しいことは思い出せないのだけど、いつも身に付けておけるのがいいなと思って選んだ記憶がかすかにある。
神様でなくても、自分が好きな人でもアイドルでもキャラクターでもいいけれど、
自分の誓いを込めて目につくところに置いたり、身に付けるのは効果がある。
おすすめしたい方法のひとつです。
[東京大神宮に皮膚むしり症のご利益があるとは言っていないのでご注意ください]