私達はこの世に生まれてから、たくさんの人達に出会う。
最初は生みの親から始まり、兄弟、家族、親族、友人、学校の先生と、パートナーなど、どんどん出会う人達が増え、広がっていく。
深い関わりのある人から、浅い人たちまで。
出会いは不思議だ。
もちろん、嫌い人もいるし、好きな人もいる。
なんとも思わない人もいるだろう。
ただ、自分がどう思うかはともかく、すべての人との出会いは、自らを成長させるために登場してくるということだ。
それが、傷つけてくる人にしろ、行手を阻む人にしても、必要があるから出会う。
この視点が持てると、自らの人生に主体的に積極的に向き合うことができるようになる。
ついつい私達は被害者意識を持ちやすい。
それもまた、通る道。
でも振り返ると、あの時に反対してくれたから、邪魔されたことで、自らの意欲を高めたり、反発心を持って突き進めたことがないだろうか。
ある時は、あの時に注意してくれたから難を逃れたこともある。
私も被害者意識を持ちやすい人生を送ってきたが、この視点が腑に落ちるようになり、自分の人生は自分が主人公だと感じられるようになってきた。
人生はロールプレイングゲーム。
自分が主人公で、登場人物は色んなキャラクターを演じている。その登場人物との関わりで主人公は成長していく。
そう思うと、やはり人生は面白い。