過去の出来事の解釈が変わる

過去に起きた出来事は変わらない。

その時に感じた感覚、感情も変わらない。

「変わらない」と思い込んでいるから苦しさが続き、被害者意識から抜け出すことができない。

じつは「変わらない」というのは思い込みで、「解釈」が変わる可能性がある。

この「解釈」が変わると、○○されたという被害者意識から○○したいという主体的な意識に変わる。

この変化を起こすには、時が経つこと、歳を重ねること、自分を見つめ直すこと、人生経験を重ねること、そしてカウンセリングやセラピーといった心理療法を自発的に受けることで変わる可能性がある。

すぐに変化を起こす特効薬は、心の領域には存在していない。

ゆっくり、じっくりと時間やお金をかける覚悟が必要。

解釈が変わると、過去の出来事の意味が変容して生きるチカラや糧になる。

過去に感じた苦しさや恥、痛みの感覚が生きるエネルギーに変容する。

この変容の瞬間が私を捉えて離さない。