他人が、自分が持っていないものを持っているとき、心が疼く。
そんな時の対処法は、「自分がすでに持っているものに目を向ける」ことで対処できる。
他人と自分を比べるのは自然なこと
なぜなら、他人がいることで自分を知ることができるから。
人は1人1人、体格や気質、生きてきた環境などあまりにも違いすぎる存在でもある。
そこに優劣などの価値観を持ち込んで苦しくなる。
身長が高いか低いで、高いほうが優れていて、低いほうが劣っている、こういった価値観を自分が持ち込んで苦しんでいるということをまずは自覚してみよう。
それに、昨今はネットやSNSに触れる機会が多くあるため、常に他人に対する「嫉妬」を駆り立てられてしまう環境に身を置いている。
ここにも気づいてみよう。
自分が持っているもの確認
他人が羨ましいときは、自分自身への関心が薄らいでいるときでもある。
他人への関心は一旦横に置いておいて、すでに自分が手にしていること、持っているものは何か再確認してみる。
それは、身に見える物でも体験、経験値、環境、なんでもいい。
他人に評価されなくても、自分自身で誇れることでいい。
これまでなんとか生きてきた！
自分自身の人生を今一度、全肯定してみる。
自分が持っているものを確認してから、もう一度他人を見てみよう
自分自身がすでに持っているものを確認してから、もう一度他人を見てみると、、当初より少しでも心が軽く、良い意味で「他人はどうあってもいい」と思える。
他人はそれを持っていて、私はこれを持っている。
ただ、それだけだった。
ここまでくると、最初の心の疼きの傷がだいぶ治癒し始めている証拠。
自分の価値観で自身を傷つけて生きているだけだったんだ。
これに気づけると、見える世界が少しずつ変わりはじめます。