感情は原動力

私達を突き動かすもの、原動力となっているのは「感情」です。

感情はエネルギ―源、車でいうとガソリンです。

好きとか、楽しいと思うから、ある行動を続けることができたり、嫌だったり、不快だと思うから辞めたりする。

何かをするにしても、しないにしても、私達は自分の中に湧き上がってくる「感情」をもとに判断しています。

ただし、感情だけで判断できないのが私達人間で、理性とか思考がここを邪魔してきます。

本当は仕事が嫌だから辞めたいけれど「収入が不安定になる」から辞められないとか。  こうして葛藤が起こり、私達は悩みはじめます。

いずれにしても、最初は感情からスタートです。

しかも、感情そのものには良いも悪いもなくて、ただ感情であるだけ。

ポジティブ感情であることを良いとする世情がありますが、そうなるとネガティブ感情は悪者になり、なかなかポジティブになれない自分を責める原因にもなります。

ポジもネガも両方大切。

ネガティブ感情は、とくに自分を守るものとして機能していると私は感じます。

嫌だとか不快って、そこから自分を守るために感じるものであって、逃げたり避けたり改善しようとする原動力になり、自分をより安全で快適な場所へと移動させることができます。

なので、ネガティブを悪者にするのはナンセンス。

自分の中にある感情を上手く使う、マネージメントできるようになると、よりよい人生を生きることができるようになります。

日々感じている感情に、もっと敬意を払って上手く付き合っていきたいですね。