日本における、ゲシュタルト心理療法の第一人者の百武正嗣先生(通称ももちゃん)の講座に参加した。
そこで行われたワークで、ももちゃんの言葉が印象に残った。
「自分の目でなく、他人の目で見ていること、他人からどう見られるが気になる」これが対人恐怖やあがり症の原因。
自分の眼で見ていながら、他人からどう見られるかを気にして緊張する。
この感覚、私にもある。人前でプレゼンする時に声が震えたりしたこともあった。
今でも、多少の緊張はある。だが、以前と比べたら雲泥の差で、落ち着いていて、むしろ他人に私の話を聞いてもらえるなんて嬉しい!くらいの気持ちまで出てきた。
思えば遠くに来たもんだ。
自分の内側の気持ちや感じている感覚を、自分が信じて信頼する。この積み重ねで、私は自分の外界に対して「自分の目」で見ることができ始めたように思う。
皆んなと一緒で無くていい、私が私の感じていることを受け入れて認めている。それだけでいい。
なんて、シンプルなことなんだろう。
これだけで、自分が見る世界的が変わっていく。