より良く生きていくために必要な感覚、それは味覚。
もちろん、食べ物を味わうために味覚はなくてはならない感覚。
じつは食べ物だけではなくて、感情や美しいもの好きなものを楽しむためにも味覚は欠かせない。
味覚が鈍る体験
私は風邪を引いたときや、そして何より8年前に抗がん剤治療をしたとき味覚障害を起こしたことがある。
繊細な味、とくに出汁の味がよくわからなくなった。
心理療法では感情を充分に味わうことで。次の心のプロセスに進む。
美しいものを味わうというように、味覚が正常に機能することによってはじめて美しさが感じとれるし、心も成長するのだ。
人生をより良く生きるために、食べたいものをゆっくり味わい味覚を磨こう。