少しの変化はじつは大きな変化

生け花を習っていて、1番楽しいのは自分が生けた花を先生に手直ししてもらうこと。

手直しがない、もしくは少ないほうがもちろん喜ばしいことであるが、手直しが入った後の見栄えがどれだけ変化するかを観るのは何よりの楽しみ。

昨日は2025年初めてのお稽古だった。

まずは自分が生けてみて、先生に手直ししていただいた。

使っている花材はほとんど変えず、少しの角度や入れ方の違いが、大変化する。

私が生けたのは器の口のあたりに、ギュっとして密集していたけれど、手直し後は涼しい風が通る冬の庭が出現。

手品やマジックを観てるのと同じ。

生け花に限らず、少し見方や視点、やり方を変えるだけで大きく変化する可能性がある。

生け花は、自分の視野を改め整えるのに私にとって最良のお稽古である。