今日はホーリーバジルの花摘みに、千葉県君津市にある三舟の里へ行った。
三舟山の麓に広がる山里の風景があり、ハイキングコースもある。
山里は人と自然が共生している。
この風景をみると、私自身は住宅街育ちであるにも関わらず、とても懐かしく心が落ち着く。
ご先祖様たちも見てきた風景だからか、郷愁の心象風景として私の中にも入っているのだろう。
畑から周りの景色を眺めていると、空の高さや木々の緑の美しさ、足元にさく小さな花達に心が動き、時間の感覚がなくなる。
呼吸も深く、ゆっくりとなり、心が満たされる感じがある。
人類は何百万年も前から、森の中に住んでいた。その時の記憶が遺伝子にも組み込まれているのだろうか。
そして、三舟の里は山から流れる水量が豊富で、ところどころ水が流れる音がする。
緑があって、水があること。これは人にとって「生きていくのに必要なものがそろっている安心感、居場所」だと体が理解するのかもしれない。
自然、植物達には、人と違って脳がないので思考領域がない。
思考というのは、「○○しなければ」「○○しないといけない」と私達と時に窮屈にさせ、苦しめるときがある。自然界にはそれがない。
人を深く包み込む、大きさや深さがある。 なんだか疲れがとれないとき、心が窮屈になっているときは、自然の中に身