必要な情報は入ってくるもの

人は自分が興味を持っていないものには、意識を向けないので視界に入っていても気づかないでいることがほとんど。

「そんなことはない、私はすべてを客観的に見ているんだ」という人がいるかもしれませんが、それは人である以上不可能です。

「こうして、思考は現実になる」によれば、人間の脳は1秒間に4000億ビットもの情報を受け取っているが、実際に能が処理できる情報量は2000ビットで、4000億ビットの200万分の1だとか。

例えるなら、ブルーレイの2時間映画を2本見て、数百字でその内容をまとめる。そのくらいしか処理できないらしい。

じつは、私達の身の回りには、数えきれないたくさんの情報が溢れているのだ。

私には、この情報は「可能性」とも捉えている。

数年前にあったのは、友人が私に「かおりちゃんも、○○試験を受験する資格があるよ」と言った。以前から、その資格試験のことは知っていた。だが、調べもせず「私には受験資格はない」と決めつけていたのだ。この友人からの一言をキャッチした私は、そこから試験勉強をはじめ昨年合格した。

あの時、友人の一言を私がキャッチしていなければ受験はしていなかった。だが、キャッチしたからには、私の心の中ではその情報に対するアンテナが立っていたのだと思う。

自分にとって必要な情報は、どこからか入ってくるもの。

あとは、それをキャッチできるかどうか、自分アンテナ・センサーを立てておけるかどうか。

皆さんのアンテナは何に対して立っていますか?