生きているから苦しさと喜び、両方味わえる

最近、久しぶりに心身の苦しさを味わった。

ある人との間であった出来事に、私が過剰に反応した。

これまで、自身の心の内側を深掘りしてきているので「これは私の中の心の傷、いつものお決まりのパターンだ」とすぐに気がついた。

その人にも、正直に私の中の反応が起きていることを打ち明けて、私自身の課題として向き合うことを決めた。

頭の中では「私は見捨てられた、無価値だ、役立たずで、だれも味方はいない」と強烈な鬼軍曹が囁きかける。

身体は、動悸、頭痛、腹痛、吐き気がする。

頭の中の思考の囁きをただ聞き流し、身体の症状をただ感じる。

痛いよね

しんどいよね

頭の中がうるさいね

でも、私は私を見捨てないよ、大丈夫

もう1人の私が私に寄り添って、静かに見守る。

必要な事だけ済ませたら、身体を温めてゴロゴロ。

静かに心身の状態に身を委ねていたら、2日後に落ち着いてきた。

しんどい時、自分否定をすることさえ許し、静かに己を見守る。

この見守ることができるようになったのも、これまで自身がなんどもカウンセリングやセラピーをうけて心の筋力を鍛えてきたから。

胆力というか、底力というか。

そして、いずれ時が経過したら回復していくこと、この苦しさから得られることがあることを信じられるようになったから。

もちろん、1人で対処できない時は、セラピスト、カウンセラーのチカラをかりて探求する手段も持っているから。

それに、それに、、私自身が苦しさわ体験することがクライアントの理解に繋がるというメリットもあり(^_^;)

カウンセラーの仕事をしていると、自分のすべての経験が役に立つのです、、なんてマゾなんだ、、

苦しさを味わうと、楽しさや喜びの有り難さを感じる。

生きていることの醍醐味は、

苦しさを味わえることなんだ。

なぜなら、その反対側にある喜びに気づくことができるから。