私なんて、、、

私なんて、、、

自己卑下、自己否定の言葉。

ことあるごとに、頭の中に浮かぶ言葉。

いくら、自己探求したり、カウンセリングやセラピーを受けても、この自動思考は消えることはない。

これを読んでいる方々は、こう思うかも。

「カウンセリングとかセラピーって、こうした思いを消すものではないの???」

私の答えは、「消えません(笑)」

ただし、「距離をとれるようになる」のが答え。

自分を少しだけ離れて、客観的になれるということ。

これまでは、頭の中の自動思考に従って、本当はやりたいのに、本当はやりたくないのに、本心とは違う返事をしてきた。

なぜなら、私なんて、、自分の意見を言う資格もないと思っていたから。

こうした状態から、距離をとれるようになるとは

「あーまた私なんてって思ってるわー。またか。本心はどうなの?それは本当かなー?」って自分を観察して見守ってあげられるようになる。

これができるようになるだけで、かなり変わってくる。

「本心を言ってみるか、やってみるか。やりたいと思ってよね。試してみようよ。」

私が私を応援してあげることもできる。

もちろん、できないこともある。

そんな時は、「そんな時もあるよー。大丈夫。また今度にしようよ」と慰めてくれる。

ある意味、自分の中に、もう1人の自分に寄り添ってくれるカウンセラーができる感覚に近い。励ましてくれたり、慰めてくれたりする。その、カウンセラーといれば安心できる。

そうしていくうちに、少しずつ前とは違う行動ができるようになり、変容が起きる。

私なんて、、という自動思考が生まれても、自動思考に振り回されなくなる、効力が落ちてくる感じ。

ここまでくるのに、40年以上かかった。

私、本当によく頑張りました。